医学部予備校の寮はどんな環境?おすすめ予備校をランキングで紹介
医学部予備校の寮はどんな環境?おすすめ予備校をランキングで紹介

評価が高い医学部予備校の寮を比較・ランキングで解説

医学部予備校で医学部受験のための専門的な対策を行いたいが、通学圏に医学部予備校がないという場合は、

  • 医学部予備校のオンライン通信コースを利用する
  • 医学部予備校の近くのマンション・寮から通う

という方法があげられます。

どの方法が良いのかは受験生の個性によって異なります。

オンラインコースはある程度時間に融通が利くため、リーズナブルで自由に時間を使える点が魅力ですが、自己管理が苦手な生徒にはあまりおすすめできません。

自己管理が苦手な方は、やはり医学部予備校に通学することがおススメでしょう。

ここでは、医学部予備校の寮について徹底解説いたします。

医学部予備校寮はどんな環境?学生マンションとの比較

医学部予備校寮はどんな環境?学生マンションとの比較
上京し医学部予備校に通う場合、「学生マンション」か「医学部予備校寮」か悩む方も多いのではないでしょうか。

ここでは2者の違いについて解説いたします。

入居者の違い

多くの学生マンションの場合、入居者は予備校生以外にも多くの大学生や専門学生が混在しています。

よって、隣室どうしでの交流がないため、人間関係が面倒であるという方には過ごしやすい環境でしょう。

一方医学部予備校の寮の場合、特に直営寮の場合は生徒同士の交流も多くなります。

直営寮でなくとも、多くの場合は予備校生だけを集めた施設が多いようです。

生徒管理の違い

学生マンションの場合は大学生が入居していることも多いため門限がなかったり、外部の人を宿泊させてもよかったり外泊も認める場合が多くみられます。

自分で生活リズムをきちんと保てる人ならば、縛られないですむ学生マンションがおすすめです。

対して医学部予備校は、厳しい規律を設けています。外泊制限あり、門限はもちろんあります。朝起きてこない場合は起こしてくれるところもあるようです。

規則正しい生活ができる自信がない人は医学部予備校の寮を選択しましょう。

食事の違い

学生マンションの場合は、食事を提供する施設としない施設がありますが多くは、提供しなかったり朝のみの提供の場合が多いようです。

対して医学部予備校の場合は2~3食しっかり提供するところばかり。しかも栄養バランスにこだわった食事にこだわっているところが多く、食生活に不安がある生徒は寮がおすすめといえます。

費用の違い

学生マンションにくらべ、生徒のケアまで行う医学部予備校の寮費は高額になる傾向があります。

医学部予備校の学費自体高額であるため、寮費までかかるとかなり負担になることは間違いありません。

費用的な負担を考えるのであれば、低価格帯の学生マンションがあ学生会館がおすすめです。

学習環境の違い

学習環境は医学部予備校の寮が圧倒的に良いといえるでしょう。

医学部予備校寮は校舎の近くに設置していること、寮内に自習スペースおき講師が質問対応を行うところもあります。

おすすめの医学部予備校ランキング

おすすめの医学部予備校ランキング

全国に寮をもつ医学部予備校は多く存在しますが、おすすめなのはやはり直営寮を利用することです。直営寮の場合は、その医学部予備校の生徒のみが集まっているため、ケアも厚く、講師やスタッフが定期的に生徒指導に訪れたり、自習室が充実していたりと、勉強に集中しやすい環境が揃っています。

ここでは直営寮をもつ医学部予備校を東西別ランキング形式でご紹介します。

東日本第1位 野田クルゼ

50年以上の歴史をもつ医学部予備校で、親子2代で通ったご家庭も多い歴史、実績共に兼ね備えた医学部予備校です。

私立医学部だけではなく国公立に強いのも医学部予備校野田クルゼの特徴といえます。

直営寮は非常に人気があり、毎年キャンセル待ちがでるほどです。

寮所在地 東京都中野区中央5丁目18-27(校舎から15分)
食事 あり
寮母 24時間住み込み
バス・トイレ 自室にあり
寮費 1,549,440円~/年
特徴 寮内に赤本・受験情報が閲覧できる自習室完備

東日本第2位 医歯専門予備校 メルリックス学院

全国に3校舎をもつ医学部予備校です。東京校舎には直営寮が設置されています。

私立医学部入試に圧倒的な強さをもつ医学部予備校で、豊富な情報をもつのが特徴です。

学長が書く「医学部・歯学部合格請負人ブログ」は、他医学部予備校に通う生徒も必見です。

寮所在地 東京都渋谷区桜丘町(メルリックス学院前徒歩1分)
食事 朝・夜ミールサービスあり
寮母 記載なし
バス・トイレ 自室に設置
寮費 月/139,000円~(食事別)
特徴 学院の目の前という好立地、オートロックも完備

東日本第3位 私立医学部受験予備校 メデュカパス

入塾テストを課さないにも関わらず毎年在籍者の6割が合格する実力派の医学部予備校です。

通学コースでも工夫された学習指導や生活サポートに定評があり、さまざまなメディアに紹介されています。

寮所在地 校舎から5分以内
食事 校舎の食堂にて
寮母 記載なし
バス・トイレ 記載なし
寮費 記載なし
特徴 校舎で食事をとるため規則正しい生活が期待できる

西日本第1位 医学部受験予備校 太宰府アカデミー

福岡太宰府に校舎をもつ全寮制の医学部予備校です。

直営寮をもつ医学部予備校のなかでも特に生徒に対するケアが厚い予備校といえます。

講師やスタッフが宿直に訪れたり、一緒にバーベキューをしたりと生徒がストレスをためないような工夫を多く行っています。

寮所在地 校舎内、もしくは校舎から徒歩圏内
食事 3食用意
寮母 あり
バス・トイレ 寮によって、自室設置タイプと共用タイプあり
寮費 HPに記載なし
特徴 アットホームな環境でしっかりとした生徒ケア

西日本第2位 北九州予備校Felix

西日本、特に中国九州地方では圧倒的知名度がある予備校です。

Felixはその中でも医学部を目指す生徒に特化したコースになっています。

北予備の寮は昔から厳しい規律で有名。以前ほどの厳しさはありませんが、しっかりした管理で多くの生徒を合格へ導いています。

寮内での夜間学習も充実しているようです。

寮所在地 福岡小倉校徒歩圏内 山口校徒歩圏内
食事 朝・夜提供
寮母 あり
バス・トイレ 寮によって、自室設置・共用タイプのものあり
寮費 HPに記載なし
特徴 ネットでも取り上げられた人気の健脳食

西日本第3位 医学部進学予備校メビオ

大阪に校舎をもつ人気の医学部予備校メビオを校舎近くに3棟の直営寮をもっています。

1授業3時間半。年間1,800時間以上のプロ講師による少人数グループ授業で生徒を合格へと導いています。40名の常勤講師を抱えており、生徒の質問にはすぐに対応できる環境です。

寮所在地 寮から徒歩圏内にあり
食事 メビオ校舎の食堂利用
寮母 あり
バス・トイレ 自室に完備
寮費 82,000~87,500円/月
特徴 メビオ校舎より徒歩2分圏内で門限もしっかり設定されているので保護者も安心

全国展開の直営寮を持つ医学部予備校

富士学院

東京御茶ノ水校 東京十条校 名古屋校 京都校 大阪校 岡山校 広島校 福岡校 鹿児島校と全国に校舎をもつ医学部予備校富士学院も直営寮を設置しています。

広島校は提携寮ですが、他校舎は校舎に隣接、もしくは徒歩圏内に直営寮をもち、多くの生徒がそこから校舎へ通っています。

2人に1人が医学部に進学するという高い合格力をもつのが特徴、生徒一人ひとりにあったきめ細かい指導が魅力です。

寮所在地 各校舎徒歩圏内
食事 あり
寮母 HPに記載なし
バス・トイレ HPに記載なし
寮費 HPに記載なし
特徴 栄養士が専属でついており、各校舎季節の味が楽しめるおいしい食事を3食提供

まとめ

まとめ
直営寮であっても医学部予備校によって寮の雰囲気は大きく変わります。

ワンルームマンションのようにプライバシーがはっきりしていて寮内での生徒同士の交流があまりされないものから、様々なイベントが催され家族のように時間を共有するタイプなど様々です。

どのタイプが合うのかは、生徒の個性が大きく影響しますので、入寮をご検討の方は、口コミだけを参考にするのではなく寮見学に参加して勉強に集中できそうな環境かご自身の目で確かめてください。

医学部合格は授業以上に自学習の質が大切になります。

余計なストレスを感じず過ごすことが出来るご自身が信頼できる予備校をみつけ合格をつかんでください。